ヒトとキツネの異類婚姻譚…マージナルな事々など
ココロに映りゆくよしなしゴト☆
泣きたいのはコッチの方だ
寒風の中、ひとりぽつんと公園のベンチに座って、昼飯の焼魚弁当を喰ってる「普通のおっさん・おばさん」ってのをなめちゃぁイケないぜ 普通のおっさん・おばさんってのは、べつに他人サマより秀でた数値や機能、能力を持ってるワケじゃない(持ってる場合も...
「楽園を追われし者」としての輪郭線
ハナったらしの頃、「日本沈没」という作品があった ♪~さっよぉほならっとぉ なぁかぁないでぇ~♪ ってな具合に、五木ひろしが暑苦しいカンジで歌うTV版の主題歌が大キライで、それゆえによくマネしたものだ 日本沈没 五木ひろし - 明日の愛 <...
ある家族の肖像
朝早くから爆竹の炸裂音が上空で鳴り響き、それで目を覚まされた 一区画むこうにある小学校の校庭で、地区主催の運動会が行われるのだ この爆竹音がムダに野太いシロモノで、おかげで浅い眠りを強制的に妨げられるし、競技のインターバルごとに打ち上げられ...
ときめきに死す…
こんな記事↓がアガっている 後々のリンク切れに備えて、以下に概要を記載しておく 深海イカのオスはバイセクシャル? 深海に棲むキタノヤツデイカのオスは、繁殖相手をより好みしないようだ。 最新の研究によると、このイカのオスは、メスだけでなく、ほ...
二度とない人生だからといって…
いつなんどき一体ナニが起こるかなど、誰も決して予測できないと痛感させられる日々が続いている そんな中、幸いにして一瞬で全てが終わってしまえばまだ良いが、不幸にして生き延びてしまったりなどするコトも少なくない 明日の我が身に思いを馳せる時、茫...
虚無的な痛み
昨日、共立美容外科で「eCO2フラクセル」という施術を受けた レーザーで無数の細かい孔を肌に開けてキズを発生させ、皮膚が自己修復する機能を故意に生み出し、結果として肌を生まれたてのベビースキン並みにするという技術だ 思春期のニキビ処理を誤っ...
祈りをいま君のもとへ…
相方は、家族というモノをことのほか大切に想っていた 伴侶であったワタシと共に築いた「家庭」というモノを、この上もなく貴重な存在だと認識していた ソレは、「家庭」とか「家族」というモノに対して、何らかの欠落感を抱いて育ってきたコトの、その反動...
小景異情・異聞
<猪苗代湖ズ:I LOVE YOU & I NEED YOU ふくしま> もはや立ち上がれなくなるほどに打ちのめされ、ソコへ還るコトすら叶わなくなってしまった故郷を恋う、せつないせつない歌だ そして同時に、宮城も茨城も、東北も関東も日本も...
自己を守るために築き上げた壁
臆病で脆弱な自己を守るため、ヒトは自己の周囲に防壁を築き上げる 高く堅固な防壁を自己の周囲に巡らせるコトで、その内にある自己を安んじる そうやって壁を築いておいて、防壁の向こう側にいる他者を、自己の存在を脅かす「敵対的存在」と捉える 防壁に...
カイ・シデンはジャーナリストになった
カイ・シデンという若者が好きだ 鏡写しで自分というヤツの姿を見せられているかの様な不思議な一体感を、本放送当時からいつも感じていた 指示・命令には決して素直に従わず、かといってさほどの覚悟も力量も人望もないがために渋々命令に従わざるを得ず、...